クンデラ『笑いと忘却の書』-おぞましい天使

本棚#18

ロシアによるウクライナ侵攻。歴史が動いた今、また読み返したい。

どこでも常に一つの「善」が全体的に共有される。そこには連帯感や充足感や優美な夢があります。しかし同時に残酷な天使の危うさがいつでも伴っている。このことについてのみ言えば、程度の差こそあれロシア側もウクライナ側も同じなのかもしれない。

プラハの春は1968年、それから55年が経とうとしている。

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